新しいスマホが届いてワクワクしたのも束の間、「LINEの友だちが全員消えた」「トーク履歴が真っ白になった」——そんな話を聞いたことはありませんか。
LINEの引き継ぎは、正しい順番で準備しておけば決して難しい作業ではありません。
この記事では、機種変更前にやっておくべき事前準備、iOS・Android別の引き継ぎ手順、よくある失敗までをまとめて解説します。
機種変更前に必ずやっておきたい5つの事前準備
LINEの引き継ぎトラブルの多くは、新しい端末を触り始めてから慌てて対応しようとすることが原因です。
旧端末がまだ手元にあるうちに、次の5つを済ませておきましょう。
- LINEアプリとOSを最新バージョンに更新する
- 登録している電話番号・メールアドレスが今使っているものと一致しているか確認する
- ログインパスワードを一度確認・再設定しておく
- トーク履歴のバックアップを取る
- AppleアカウントまたはGoogleアカウントとLINEを連携しておく
トーク履歴のバックアップ方法
iPhoneの場合は、LINEの設定画面から「トークのバックアップ」を開き、「今すぐバックアップ」をタップしてiCloudへバックアップします。
Androidの場合は、設定の「トークのバックアップ」から「今すぐバックアップ」を選び、6桁のPINコードを設定したうえでGoogleドライブへ保存します。

パターン別・引き継ぎの手順
2026年現在、LINEの引き継ぎは「かんたん引き継ぎQRコード」を使うのが基本の方法です。
旧端末と新端末を両方その場で操作できるなら、まずこの方法を試しましょう。
かんたん引き継ぎQRコードで引き継ぐ(基本の方法)
LINEバージョン12.10.0以上(iOS 14以上またはAndroid 7以上)であれば、次の手順でパスワードの入力なしに引き継げます。
- 新端末でLINEを起動し、「QRコードでログイン」を選択する
- 旧端末でホーム画面の「設定」→「かんたん引き継ぎQRコード」を開き、QRコードを表示する
- 新端末でそのQRコードを読み取る
- 旧端末側で画面ロックの解除による本人認証を行う
- トーク履歴を復元する(同一OS間であらかじめバックアップしておくと、より多くの履歴を復元できます)

旧端末を紛失した、電源が入らず操作できない、LINEのバージョンが古くこの機能が使えない、といった場合は、電話番号を使った従来の方法に切り替えます。
ここから先は、旧端末が手元にない場合・QRコードが使えない場合の引き継ぎ方法を、OSの組み合わせ別に見ていきます。
iPhone→iPhone(同じOS)
同じOS同士の機種変更であれば、通知音などの一部設定を除き、ほぼすべてのデータを引き継げます。
新しいiPhoneでLINEアプリを起動し、電話番号でログインしたあと、Appleアカウント連携やSMS認証で本人確認を行えば、トーク履歴も含めて復元されます。
Android→Android(同じOS)
考え方はiPhone同士の場合と同じで、電話番号ログインと本人確認のあと、Googleドライブに保存したバックアップからトーク履歴を復元します。
機種によってはあらかじめ用意されている「データ移行アプリ」でLINEごと一括移行できる場合もありますが、LINE公式の引き継ぎ手順とは別物なので、うまくいかない場合はLINEアプリ単体での引き継ぎ手順に切り替えましょう。
iPhone⇔Android(異なるOS)
友だちリストや購入したスタンプは引き継げますが、LINEコインの残高は同一OS間の機種変更でのみ引き継がれるため、iPhone⇔Androidのように異なるOSへ乗り換える場合は引き継げません。
トーク履歴も基本的に引き継げません。
ただし直近14日以内のトーク履歴に限り、PINコードを設定したうえで自動的に引き継がれる仕組みが用意されています。
それより古いやり取りをどうしても残したい場合は、トークルームごとにテキストファイルとして書き出す「トーク履歴を送信」機能を使い、メールなどで自分宛てに送っておく方法もあります。
「引き継ぎの許可」設定と36時間ルールに要注意
電話番号を変えずに機種だけを変える場合、新端末側でスムーズにログインするために「引き継ぎの許可」という設定を使います。
旧端末のLINE設定から「引き継ぎの許可」をONにすると、そこから36時間以内に新端末で引き継ぎを完了させる必要があります。
この時間を過ぎるとONの状態が自動的に解除されるため、再度旧端末から設定をやり直さなければなりません。
旧端末を先に手放してしまうと、この設定を後からONにできなくなるため、引き継ぎ作業が完全に終わるまでは旧端末を処分しないことが鉄則です。
よくある失敗と対処法
旧端末を先に初期化・解約してしまう
最も多い失敗が、下取りや売却のために旧端末を先に初期化してしまい、引き継ぎ操作ができなくなるケースです。
電話番号を変更する契約(SIMの解約・MNPなど)を先に済ませてしまい、SMS認証が届かなくなる失敗もよくあります。
「新端末でLINEにログインできた」ことを確認してから、旧端末の初期化や回線の解約作業に進むようにしましょう。
バックアップを取らずに引き継ぎを始めてしまう
アカウント自体は引き継げても、トーク履歴のバックアップを取り忘れると、それまでのやり取りは復元できません。
特に見積書や住所のやり取りなど、あとで見返したいトークがある場合は、引き継ぎ作業に着手する前に必ずバックアップの完了画面まで確認しておきましょう。

結論:旧端末を手放す前に「新端末でのログイン確認」まで済ませる
LINEの引き継ぎで失敗する原因のほとんどは、旧端末を先に手放してしまうことに集約されます。
事前準備(バックアップ・電話番号確認)→新端末でのログイン→トーク履歴の復元確認、この順番さえ守れば、iOS・Androidどちらの組み合わせでも大きなトラブルは避けられます。
まとめ:パターン別・LINE引き継ぎチェックリスト早見表
事前準備からOS別の引き継ぎ手順、よくある失敗まで整理してきました。
最後に、機種変更のパターン別にチェックしておきたいポイントを一覧にまとめます。
| パターン | トーク履歴 | 特に注意したい点 |
|---|---|---|
| iPhone→iPhone | ほぼすべて引き継げる | iCloudの空き容量を確保しておく |
| Android→Android | バックアップから復元 | Googleドライブの空き容量・PINコード |
| iPhone⇔Android | 直近14日分のみ自動引き継ぎ | 古いトークは事前に書き出しておく |
| 電話番号も変える場合 | 設定内容に準ずる | SMS認証が届く番号か事前確認 |
機種変更そのものの選び方に迷っている方は、中古スマホ・型落ち端末の選び方もあわせてチェックしてみてください。
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