メモアプリ、タスク管理アプリ、Wikiツール……気づけばいくつものアプリを使い分けていませんか?
業務効率化ツールをまとめて紹介したおすすめAI・Webツールの記事の中でも、Notionは11番目のツールとして数行しか触れられていませんでした。
この記事では、Notion単体に絞って、何ができるのか、料金プランはいくらか、実際どう使い始めればいいのかを具体的に整理します。
Notionでできること3つ
Notionは「メモ」「データベース」「AI」の3つの機能が1つのアプリに統合されているのが最大の特徴です。

メモ・ドキュメント作成
ページの中にさらにページを作れる「入れ子構造」になっており、Webサイトのようにリンクをたどりながらメモとメモをつなげていくことができます。
見出し・チェックリスト・表・画像などのパーツを自由に組み合わせられるため、Wordの文書のような固定レイアウトに縛られません。
データベースでタスク・情報を管理
「データベース」という機能を使うと、タスク一覧・読書リスト・買い物リストなどの情報を表形式で蓄積できます。
同じデータを表(テーブル)・カンバンボード・カレンダー・ギャラリーなど複数の見た目で切り替えて表示できるのが、単純なメモアプリとの大きな違いです。
Notion AIで文章生成・要約
ページを開いたまま、そのページ内の文章を要約させたり、下書きを生成させたりできる「Notion AI」機能も搭載されています。
ChatGPTやClaudeのように別アプリを開いてコピー&ペーストする手間がなく、情報を貯めた場所でそのままAIに相談できるのが便利なポイントです。
実際の活用シーン例
機能の説明だけではイメージしづらいので、実際によく使われている3つのシーンを紹介します。
個人のライフログ・家計簿代わりに
日々の出費や体重の記録、読んだ本の感想などをデータベースに蓄積していく使い方です。
1つのページに全ての記録が集まるため、「あの記録どこに書いたっけ」と探し回る手間がなくなるのがメリットです。
ブログ・SNSのネタ管理
業務効率化ツールの記事で紹介したように、Notionにネタをストックしておき、自動化ツール(n8n等)が定期的にNotionから情報を取得する、という組み合わせ方も広がっています。
「思いついたネタをとりあえずNotionに1行だけ書いておく」という使い方から始めれば、ネタ切れの防止にもつながります。
家族・チームでの情報共有
1つのページを複数人で同時に編集できるため、旅行の計画表や買い物リストを家族で共同編集する使い方もできます。
誰が最後に編集したかも履歴で確認できるので、LINEのメッセージが流れて情報が埋もれてしまう問題を避けやすくなります。

Notionの料金プラン
Notionには無料プランを含めて4つの料金プランが用意されています。
| プラン | 月額(税別) | 主な内容 |
|---|---|---|
| フリー | ¥0 | 個人利用の大半の機能を無料で利用可能、AI機能は制限版 |
| プラス | ¥1,650 | ファイルアップロード無制限、小規模チーム向け |
| ビジネス | ¥3,150 | Notion AIをフル活用、プライベートチームスペース対応 |
| エンタープライズ | 要問い合わせ | 高度なセキュリティ設定、大企業向け |
プラス・ビジネスの各プランは、月払いだけでなく年払いも選択でき、年払いにすると月払いに比べて最大20%程度安くなります。継続して使う予定があるなら、年払いを選んだほうがお得です。
料金・機能の内容は変更されることがあるため、契約前に必ず公式サイトの最新情報を確認してください。
ChatGPT・Claude・Geminiとの使い分け
「AIツールが多すぎてどれを使えばいいか分からない」と感じる方も多いはずです。
NotionとChatGPT・Claude・Geminiは、実は役割が異なるため競合するというより組み合わせて使うのが基本です。
| ツール | 得意なこと |
|---|---|
| Notion | 情報を蓄積・整理する「置き場所」。ページ内でAIに軽く相談もできる |
| ChatGPT | 会話形式でアイデア出し・文章の下書き作成 |
| Claude | 長文の読解・自然な日本語での文章生成 |
| Gemini | Google検索と連携した最新情報の調査 |
実際には「ChatGPTやClaudeで作った下書きを、最終的にNotionに保存して整理する」という使い方をしている人が多い印象です。
始め方3ステップ
まず、アカウントを作成しテンプレートから始める
Notion公式サイトからメールアドレス・Googleアカウントのいずれかでアカウントを作成できます。
登録直後に表示される公式テンプレート(タスク管理・日記・目標管理など)から近いものを選ぶと、ゼロから作るより挫折しにくくなります。
次に、表示言語を日本語に切り替える
初期設定では英語表示になっていることが多いため、設定メニューの「Language & region」から日本語に変更しておきましょう。
この設定を最初に済ませておくだけで、その後の操作がぐっと分かりやすくなります。
最後に、1つのページだけ作ってみる
アカウント作成と日本語設定が済んだら、いよいよ実際にページを作って使ってみる段階です。
最初から「全ての情報をNotionに集約する」という完璧な理想形を目指すと挫折しやすくなります。
まずは「今週のタスク一覧」など、1つの用途だけに絞ったページを作って、1週間だけ使い続けてみることをおすすめします。

使う上での注意点
便利な反面、いくつか知っておきたい制限もあります。
まず、オフライン環境では一部の機能が制限され、事前にアプリを開いてページを読み込んでおかないと閲覧できないことがあります。
また、フリープランではNotion AIの利用回数に上限が設けられており、上限に達すると有料プランへの案内が表示されるようになります。
ページ数やデータベースの項目が増えすぎると、スマホアプリの表示がやや重くなることがあるため、定期的に不要なページを整理する習慣もつけておくと快適に使い続けられます。
結論:情報を1か所にまとめたい人ほど恩恵が大きい
Notionは「メモアプリ・タスク管理アプリ・Wikiツールを別々に使っていて、情報が散らばってしまっている」と感じている人にこそ向いているツールです。
フリープランで十分試せるので、まずは1つの用途に絞って触ってみることから始めてみてください。
まとめ:目的別Notion活用早見表
Notionでできること、料金プラン、始め方の3点を整理してきました。
最後に、目的別にどう組み合わせるとよいかを一覧にまとめます。
| 目的 | おすすめプラン | あわせて使いたいツール |
|---|---|---|
| 個人のメモ・タスク管理だけしたい | フリー | – |
| 文章の下書きも一緒に作りたい | フリー〜プラス | Claude/ChatGPT |
| 最新情報も調べながらまとめたい | フリー〜プラス | Gemini |
| チームでタスク・情報を共有したい | ビジネス | – |
情報の置き場所をNotionに1本化しつつ、文章生成が必要な場面だけChatGPT・Claude・Geminiを使い分ける、という組み合わせが最も無理のない形です。


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